年の瀬を迎え、段々と落ち着いた日々をすごしています。
年末の掃除はみなさんお済みでしょうか。
移住大学生こと、しんじょうです。
日本一人口の少ない村
みなさん、日本一人口の少ない村がどこだかわかりますか?
答えはそう、「高知県土佐郡大川村」という場所です。
赤い枠でくくってある、そうここ。
見てもらうとわかると思うんですが、あまり小さくはないんです。
一つの村の割には。
ただ、今年の発表だと大川村の人口は419人で、日本一人口の少ない村になっています。
高齢の方が多く、人口減少が進んでおり、10年前と比べると約100人もの減少があるんです。
そんな大川村では、人口減少を危惧し、若い人材を育てていくという村をあげての教育プログラムが、30年前からずっと続いているんです。
それが、この「ふるさと(短期)留学」です。
そして、今回は冬のふるさと短期留学、「冬のお山のガキ大将」に「自然体験活動リーダー」として参加してきました!
冬のお山のガキ大将
このプログラムでは高知県内外から子供たちが集まり、大川村に2泊3日で合宿を行います。
そして自然体験を行いながら、日本の伝統と文化を教えていくというようなものです。
若い人口の創出のために、大川村では「ふるさと留学制度」を取り入れていて、小学校5年生から中学生までが大川村で留学できるというものです。
このふるさと留学につなげるための、自然体験イベントという位置づけということです。
今回で22年目、22回目を迎える大川村の大きなイベントの一つです。
2泊3日をダイジェストで
一日目
イオンタウンを出発。
子供は全然おとなしい、緊張しているのかなぁ。
大川村白滝の里に到着。
大川村にはジブリのモデル?になった風景があるんです。
開会式が終わりこんにゃく作り開始。
こんにゃくって何からできているか知っていますか?
こんにゃくいも。
ぬるま湯とともにこんにゃくいもをミキサーにかけて、
ひたすらこねる。
形成して、ゆがく。
あとは水にさらして完成なんです。
いや、こんにゃく作りすごく楽しい。
他には餅つき体験があったり、羽子板作りがあったり、
自炊したり。
このあたりになると、子供たちはまったくいうことを聞いてくれなくなります。笑
2日目
2日目になると、子供たちはさらに元気に。
どんぐりのポットを作ったり、
自分たちで作ったこんにゃくを田楽で食べたり、
たこを作ったり、
夜は豪華に幻の大川黒牛でBBQ。なんて贅沢。
その後もお楽しみ会があったり、ビンゴ大会があったりで、すごく充実した2日目。
3日目
3日目は片づけをして、後はキャンプ場で自由時間!
写真はたこを飛ばしています(飛ばせてませんが)。
そのほかにも、羽子板で遊んだり、すべり台を滑ったり。
(僕はその間タコ糸が絡まった子供のたこを5例ほど手術していました)
最後にはみんなで年賀状の交換をして、帰路に着きました。
いやぁ、すごく楽しかった。疲れたけど。笑
中には3日間を通して、合宿で初めて会った他校の子を好きになる子もいました。
その恋愛はどう発展するんだろ。
とにもかくにもすごく充実した日々を子供たちは過ごせたんじゃないでしょうか。
ちらほらと来年も来たいという声が聞こえてきたのがその証拠かな。
リーダーとして迎え入れてくれた大川村の皆さん、ありがとうございました。
皆さん、お疲れ様でした!