しんじょうぶろぐ

高知在住の新卒お笑いフリーランサーです。

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ヒッチハイクで乗せてくれた人が警察に捕まった話

 

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「ちょっと待ってて、行ってくるから。」

 

そう言い残して、大きな背中のあの人はぼくの元を去って行った
あれはある夏の暑い日だった
冷んやりとしたクーラーの元で、
あの人に買ってもらった缶コーヒーが汗をかいていた。

 

出会いはいつも突然なんだ。

 

(今回は、
ヒッチハイクで乗せてくれた人が警察に捕まった話をお届けします。)

 

 

 

ヒッチハイク

四国内はもちろん、中国地方や九州関西まで。
どこにでも基本的に動き回るしんじょうです。

ぼくはここぞというタイミングでヒッチハイクをします。

 

 

 

嘘です。
ここぞというタイミングじゃなくてもします。
ヒッチハイク。

 

ぼくは基本的にお金がありません。
ゆえにぼくの公式交通手段は「ヒッチハイク」

これまでにゆうに100台以上の車に乗せていただいています。

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今回の件は福岡から高知までヒッチハイクをしようとした時のことでした。
福岡って高速道路がめちゃくちゃややこしいんです
(ぼくはヒッチハイクをする時高速道路で移動します)

 

 

発端は博多

福岡に行かれたことのあるかたはもしかしたらご存知かもしれませんが、
福岡県内には高速道路が2つあるんです。

都市高速と、普通の高速道路。
この都市高速というのは福岡県内しか走っていない道路のこと。
福岡県内の移動はすごくスムーズになりますが、
対して、高速道路を移動するヒッチハイカーにとっては

 

 

邪魔でしかない!

 

 

 

 

しかしながら、そもそも高速道路が2種類あるなんてわからないしんじょう。
無知ゆえの失敗。

 

博多から優しい方に乗せてもらったはいいものの、
都市高速に乗せられどこぞ知らないところでおろされる始末。

 

はっきり言って途方にくれました。
どこかもわからない、金もない、人脈も、おまけに携帯の充電も切れそう。

これは詰んだ。

 

 

 

 

 

落胆しました。
でも、そんな時に救世主は現れたんです。

 

 

 

 

 

「乗ってく?」

 

 

 

 

 

 

優しそうな、北九州ナンバーのお兄さんが乗せてくたんです。
涙するほど感謝しました。
今でも絶対に忘れません....!

 

 

いざ北九州へ!

北九州って怖いイメージあるじゃないですか。
言及はしませんが、怖いイメージが。

さらに乗せてくれた優しいお兄さんは顔が怖い。
控えめに言ってもチンピラ

 

しかしながらめちゃくちゃ優しいんです。
「俺ヒッチハイカー乗せるの初めてだから、かっこつけさせて」
と言ってコンビニで好きなものを奢ってくれたり、
目をキラキラさせながら北九州の話をしてくれたり。

見た目で判断してごめんなさい。
お兄さんはただのチンピラじゃなかった。

 

 

さらに、このチンピラ兄さん
ぼくの目的地が高知であることを知り、
自分の目的地を超えてぼくを送ってくれたんです。
「俺ヒッチハイカー乗せるの初めてだから、かっこつけさせて」

 

 

さらに福岡の都市高速を進んでいたのですが、
「都市高速じゃあヒッチハイクできないだろ」
と言って一般の高速道路を走行してくれるんです。

これ実は高速道路を走るとお金もかかるし、
何と言っても自分の行き先を超えてもともと予定のなかった道を
見知らぬヒッチハイカーのために進んでくれたんです。

「俺ヒッチハイカー乗せるの初めてだから、かっこつけさせて」

 

それまでの福岡高速道路へのストレスが一転、
本当に救われた、優しい気持ちになりました。

 

本当に見た目で判断してごめんなさい。
もうお兄さんはチンピラ界のマザーテレサです。
ありがとうございます。

 

ぼく自身も、全身全霊でこの人の優しさに何か答えたいと思い
今まで経験してきた体験談やあることないこと
どうにか楽しんでもらおうと思って話し続けました。
ありがたいことに、笑ってくれたり、感心してくれたり、
どうにかこうにか社内の会話も弾み、楽しい雰囲気のまま高速道路へ。

 

すると次の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「前の車左に寄せなさい」


「前の車左に寄せなさい」

 


「前の車左に寄せなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スピード違反。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待ってて、行ってくるから。」

 

そう言い残して、大きな背中のあの人はぼくの元を去って行った
あれはある夏の暑い日だった
冷んやりとしたクーラーの元、あの人に買ってもらった缶コーヒーが汗をかいていた。

 

 

 

そしてぼくは冷や汗をかいていた。

 

確実に俺のせいだわ!

何しろヒッチハイカーを乗せてしまったがために捕まったんだぜ!
これで冷静になれっていうほうがおかしいぜ!
しかももともと走る予定がなかった道走ってしまったがゆえ!

確実に俺のせいだわ!
まじで!



 

で、チンピラ兄さんが調書を取られ、
反則金の払込用紙を持ちながら、帰ってきた。
どこか取り繕ったような笑顔をしていたのを覚えている。

 

「本当にすみませんでした。」
ぼくのせいだと自覚していたし、本当に悪いと思っていた。
心のそこからの謝罪の言葉だった。

 

チンピラ兄さんは払込用紙を持っている手とは
逆の手をぼくの顔の前につき出した。
いかにも「それは違うよ」と言いたげなジェスチャーだった。
そしてこう言ったんだ。

 

 

「俺ヒッチハイカー乗せるの初めてだから、かっこつけさせて」

 

 

 

 

 

 

 

 

無理だよ!

 

 

まとめ

スピード違反は本当に危ないんでやめましょうね!
何よりヒッチハイカーの皆さんはぜひぜひ気をつけてください。
もしも乗せてもらった人が交通違反で警察に捕まったら
なんとも言えない気まずい雰囲気が流れます。

 

ふぃん!

 

 

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